ウエディングフォトの前撮りをしたい!相場は?安いプランを選ぶときに気を付けたいこと

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「一番きれいな私」を記録に残せる「ウエディングフォト」は、非常に特別なものです。
今回はそのなかから、特に、「ウエディングフォトの前撮り・結婚式の前撮り」に焦点をあてていきましょう。

ウエディングフォトの撮影とは

ウエディングフォトを前撮りするときのやり方には、2つのパターンがあります。まず1つめは、「結婚式を行う場合で、かつ写真撮影だけを先に済ませてしまう方法」です。そしてもう1つは、「結婚式を行わずに、写真撮影だけを行う方法」です。

結婚式を行う場合で、かつ写真撮影だけを先に済ませてしまう方法」のメリットとして、「体力的な負担が少ない」という点が挙げられます。結婚式は非常に体力と気力を使うものですから、終わった後にはぐったりしてしまう人も少なくありません。また、ウエディングフォトの撮影も、気力と体力を使うものです。しかしそのウエディングフォトの撮影を事前に行っておけば、当日の負担を大きく軽減することができます。
また、「予算と時間の都合で、結婚式ではウエディングドレスしか着られない。でも本当は和装も着たい」「人にお披露目するドレスは『似合うドレス』を選んだが、人に見せないウエディングフォトの撮影では、『自分がおしゃれだ』と思ったものを着たい」などの希望がある場合は、ウエディングフォト撮影でその希望を叶えることができます。

結婚式を行わずに、写真撮影だけを行う方法」にもメリットがあります。
まず一番大きな点は、「費用がかからない」という点です。結婚式には非常に多額のお金がかかりますが、ウエディングフォトの撮影だけで済ませれば、出費は最小限に抑えられます。また、写真館は、混雑する土日は特別料金をとっているところも多いのですが、ウエディングフォトの撮影だけで完結するならば、安い平日に申し込むこともしやすいでしょう。ゲストの予定を考えずに済むからです。「新型コロナウイルス(COVID-19)の流行も鑑みて、結婚式は行わない」などのような事情がある人でも、きれいに写真で思い出を残せるのが「ウエディングフォト」の大きなメリットなのです。

ウエディングフォトの平均費用は20万円

さて、それではこの「ウエディングフォト」にかかる費用の相場はどれくらいなのでしょうか。大手の結婚メディアサイト「ゼクシィ」がとったデータでは、

  • スタジオ撮影の平均費用は18.3万円である
  • ロケーション撮影の平均費用は、20.4万円である

とされています。合わせて考えてみれば、「20万円」がウエディングフォトの平均相場だといえるでしょう。「50000円~10万円で収められた」と言っている人の割合は、スタジオ撮影ならば16.5パーセント(50000円以下は7.4パーセント)とそれなりの数がいますが、ロケーション撮影の場合はこれが11パーセントにまで減ります。ただ同時に、いずれのパターンであっても、5人に1人が「30万円以上かかった」と答えているので、やはり20万円前後がごく一般的な数字だといえそうです。また、ほかの会社でも「19,8万円」などのように、20万円をひとつのラインにしています。

出典:
ゼクシィ「フォトウエディングの費用について徹底解説! 費用を抑えつつ大満足のフォトウエディングを実現するには?」
https://zexy.net/navi/photo_wedding/manual11.html

注意!「安いプラン」を選ぶときに知っておきたいこと

上記を踏まえたうえで、「安いウエディングフォトプラン」について取り上げていきます。
現在は10000円などの非常に低価格でウエディングフォトを撮れる、としているところもあります。ただ、これには理由があります。その理由は以下の通りです。
・休日だと数万円アップ
・成約期間に制限あり
・「印刷してもらえるのは1枚だけ、データも渡されない」というケースが非常に多い
ひとつずつ見ていきましょう。

  • 休日だと数万円アップ・・・                                                          写真家のスケジュールも、スタジオのスケジュールも、土曜日や日曜日、祝日は非常に埋まりやすいといえます。そのため、この期間の撮影は割増料金がとられます。「最安値」とされているウエディングフォトプランは、そのほとんどが「平日に行うこと」を前提としています。土日祝日を希望した場合、数万円単位で追加料金がかかってくることもあります。ただこれに関しては、「もともと平日が休みの職場である」「シフトの希望は聞いてもらえるので、平日に休むことは非常に楽」などのような働き方の場合はあまり問題にならないでしょう。特にウエディングフォトプランは、「多くの人が集まらなければならない結婚式」とは異なり、基本的には主役の2人のスケジュールとマッチしていればよいからです。
  • 成約期間に制限あり・・・
    ウエディングフォトプランの安いもののなかには、「○月×日までの申し込みに限る」などのように成約期間に制限があるものが多く見られます。そのため、「実際に足を運んでみて、見積もりをとってもらい、それを複数社繰り返すことで相見積もり見比べて依頼するところを決める」ということが難しいのです。なかには契約を焦らせようとする業者もいるかもしれません。
  • 「印刷してもらえるのは1枚だけ、データも渡されない」というケースが非常に多い・・・                                  もっとも大きなデメリットは、この「印刷してもらえるのは1枚だけで、データも渡されない」ということかもしれません。格安のウエディングフォトプランであっても、撮影回数は非常に多く、100回以上シャッターが切られることは当然にあります。ただしこのときに撮ったカットのなかから選べるのは1枚だけであることが多いのです。また、基本的には撮影後のデータも受け取れませんから、気に入った写真を家やコンビニで印刷する……ということもできません。

ウエディングフォトは撮影していてとても楽しいものですし、写真家の腕もたしかなものです。そのため、どの写真を引き渡してもらうかの精査時に、「やっぱりこの写真もお願いしたい」などとなって、追加で印刷を頼むケースも多々見られます。このような「写真の追加」はオプションとなるため料金が大きく加算される可能性も非常に高いといえます。(※経験上、1カットで満足される方はほぼいません)
「データさえもらえれば後で印刷ができるから」とクールダウンもできるのですが、最安値のプランの場合はデータの引き渡しができないので、それを行うこともできません。もちろん、格安のウエディングフォトプランが悪いというわけではありません。「双方ともウエディングフォトプランにそれほど興味がないが、両親のために撮っておきたい」「記念として撮るが、写真にこだわりはない」「予算的に厳しいので、生活が安定したらもう一度撮り直すつもりだ」などのような理由があるのであれば、格安ウエディングフォトプランは非常に使いやすいものでしょう。しかしウエディングフォトにこだわりがある場合は、「格安のウエディングフォトプラン」ではなく、スタンダードなウエディングフォトプランを選んだ方が良いでしょう。追加オプションが発生しにくく、予算内で収まることが多いからです。

ウエディングフォトプランは、人生で一番美しい瞬間を思い出のなかに縫い留めるものです。少しでも気になるのならば、ぜひ撮影を検討してみてくださいね。

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