【福岡】いつかくる「その日」のために~200万円をねん出するための互助会

【福岡】いつかくる「その日」のために~200万円をねん出するための互助会

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人は、必ず旅立つ日がきます。そしてその旅立つときには少なくないお金がかかります。
ここでは「福岡での葬儀」に焦点をあてて、葬儀にかかる費用の平均と、それのねん出方法について考えていきます。

福岡の葬儀費用の平均は194万円、しっかりとした備えが必要です

葬儀にかかる費用は、時代や地域、統計によって変わります。
また、「葬儀にかかる費用」の統計は、「葬儀自体にかかる費用」だけを指しているか、それとも「飲食にかかる費用」や「宗教者に支払うお布施」も含むかで変わります。葬儀会社などの打ち出す「葬儀にかかる最低費用」は多くの場合は葬儀自体にかかる費用のみを指していますが、実際の出費は、葬儀自体にかかる費用+飲食にかかる費用+宗教者に支払うお布施となるので、ここではこの3つを足した金額で考えていきましょう。

福岡の葬儀費用の平均は、おおよそ194万円だとされています。
葬儀自体にかかる費用が117万円、飲食にかかる費用が30万円程度、宗教者へのお布施が34万円程度です。

これは平成24年にとられた統計であり、このときの全国の平均葬儀費用はおおよそ189万円でした。全国平均と福岡の平均を比べれば、福岡の葬儀費用は全国のそれに比べてやや高いことが分かります。
もっとも、このデータは新型コロナウイルス(COVID-19、以下「コロナ」の表記に統一)が出てくる前のものです。コロナがはやり始める以前とその後では、葬儀に関する価値観も大きく変化しました。大勢で集まることや飲食をすることがリスクだとされましたし、行動制限が緩和された現在でもこのような流れは依然として続いています。
2022年にとられた新しいデータでは、全国の葬儀費用の平均価格・家族葬の平均費用はそれ以前に比べて3分の2程度になっていて、110万円程度になっています。これは家族葬という形態が、広く受け入れられるようになったことによる変化でもあります。

ただいずれの場合であっても、葬儀には決して少なくない費用がかかります。
そのため、残していく人に負担をかけたくないということであれば、事前にしっかり準備することが重要です。

出典:
株式会社ミックナイン:安心な葬儀社選び.com 福岡県のお葬式費用『安心な葬儀者選び.com』ー全国参考葬儀平均費用

冠婚葬祭セリエンス「互助会が選ばれる理由」

葬儀費用を抑えるコツ

「葬儀費用を抑えたい」「残していく人がお金を使わなくて済むように、葬儀の段取りをしておきたい」という人は、以下のような点を意識するとよいでしょう。

  1. 小さい葬儀にする
  2. 飲食を行わない
  3. 宗教者を呼ばない
  4. 事前に互助会や、葬儀会社の会員になっておく

ひとつずつ解説していきます。

1.小さい葬儀にする

葬儀は、その規模が小さければ小さいほど、費用が安くなります。葬儀会社のスタッフの人件費も抑えられますし、会場の使用料も抑えられます。
葬儀は、一般的に、下記の順番で大規模になります(数字が大きいほど大規模)。

  • ①直葬
    火葬式とも呼ばれる。葬儀を行わず、火葬炉の前でお別れをして火葬→収骨→解散の流れをとる。もっとも簡素な葬送形態
  • ②一日葬
    通夜を行わず、葬式のみを行う。1日で完結する。特段の事情がある場合を除き、家族葬のかたちで行われる。
  • ③家族葬
    一般葬と同じ流れをとるが、ご遺族が声をかけた人のみが参列する葬送形態を指す。参列できる人が限られるので、大きな会場をとる必要がなく、人件費も抑えられる。
  • ④一般葬
    従来型の葬儀のことを指す。2日間にわたって行われ、訃報などを出し、家族・親族以外の人も広く受け入れる。
  • ⑤社葬
    会社に対して格段の功績を残した人を送るために行われる葬儀であり、会社が施主(お金を払う人)となる
  • ⑥密葬+お別れの会
    芸能人などの著名人が旅立ったときに行われることの多い形態で、まず最初にだれにも告知せずに家族だけでお見送りをし、その後ファンのための大規模なお別れの場が設けられる。

一般の人が選ぶのは、①から④が基本です。そのなかでも家族葬はコロナの広がりを受けて選ぶ人が多くなりましたが、この形式の場合、入ってくる不祝儀も少なくなる点には注意が必要です。

2.飲食を行わない

上でも紹介した通り、「飲食費用」は葬儀費用全体の6分の1程度を占めます。データによっては「4分の1程度が飲食費用である」としているものもあります。そのため、飲食をやめれば、葬儀費用は大きく削減できます。
葬送儀礼における飲食のタイミングは、

  1. 通夜振る舞い
  2. 通夜翌日(葬式)の日の朝食
  3. 火葬場での待ち時間の飲食費用
  4. 火葬後の精進落とし

の4つです。

このなかで省くのが難しいのが③ですが、これはお菓子などで済むので費用はそれほどかかりません。
②は、直葬もしくは一日葬を選択すれば削減できます。ただ2日間にわたる葬儀であっても、現在はコンビニなどで簡単に済ませることも多いため、出費額は大きくありません。
①は通夜の席で振る舞うもので、一般葬か家族葬かによって値段が大きく異なります。オードブルやビール、お茶などが用意されるため、費用も大きくなりがちです。

もっとも金額が高くなるのは、④でしょう。1人あたり5000円程度かかるため、家族や親族が多ければかなりの負担になります。飲食費用をカットしようとすれば、まずは④の精進落としをやめることを考えるべきでしょう。コロナの感染拡大を防ぐ観点から、コロナ下では特にこれが推奨されました。なおお弁当などで差し替えをすることも可能です。

3.宗教者を呼ばない

宗教者に払うお布施の額は答えがあるものではありませんが、かなりかさむのが実際のところです。そのため、「故人や喪主の宗教への帰属意識が薄い」「菩提寺との間で感情的な摩擦がある」などの場合は、思い切って宗教者を呼ばない無宗教の葬儀を選択するのもひとつの手です。

ただこの形態の場合、ご親族などから反対が起きる可能性があるため、話し合いは必要です。

4.事前に互助会や、葬儀会社の会員になっておく

事前に互助会や葬儀会社の会員になっておくと、葬儀費用が安くなります。たとえば葬儀会社の場合、「10000円支払って会員になった場合は、会場使用料が半額になる。亡くなった後でも加入できるが、生前に加入しておくと見舞い金も出る」としているケースなどもあります。

互助会については、次項で解説します。

平均額から考える葬儀費用とその内訳

<互助会ってどんなもの?>

互助会とは、毎月一定額のお金を払い込むことで、冠婚葬祭のときの負担を減らすシステムのことをいいます。昭和23年に初めて発足したシステムであり、国の認可を受けています。

毎月少額ずつお金を積み立てることで、「その時」に備えることができるのが互助会の大きな特徴です。物価の変動に強く、物価が上がっても掛け金が変わらないのがメリットで、さらに「たとえ掛け金を完納した後に、冠婚葬祭費用の平均が上がったとしても、契約したときのサービス内容を完納したときの金額で利用できる」というメリットがあります。

また会員特典が非常に大きく、互助会の会員になっておくことで安く会場などを利用できるようになります。

互助会に加入することで葬儀会場などの選択肢がやや狭くなるデメリットもありますが、物価高が叫ばれる今の時代において、「物価の変動に強い」「安く会場を利用できる」というメリットは非常に大きいものです。そのため、互助会の会員数は右肩上がりに増え続けています。

贈儀計画コラムでは、人生の儀式における皆さまの悩みをサポート致します。

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