四十九日の会食する際の挨拶はどんなことを話せば良いのでしょうか。今回は、四十九日法要の会食での挨拶について、例文も含めながら説明していきます。
四十九日法要の会食の流れ
四十九日法要での会食のことをお斎(おとき)と言います。また、故人の事を悼み杯を捧げる場合は乾杯ではなく献杯(けんぱい)と言います。
お斎の流れについて、順を追って説明していきます。
時間について
お斎ではまず簡単な挨拶があり、その後献杯が行われ、食事をとります。所要時間については約2時間から3時間ほどです。また最近ですと、仕出し弁当を配って葬儀場の別室で振る舞うこともあります。このように簡易的なお斎の場合は、最短30分ほどで終わります。
料理について
料理についても精進料理が基本ですが、食べにくさなどを考慮し、最近では懐石料理も増えてきています。また、故人の好きな料理を振る舞うこともあります。
四十九日法要の会食の挨拶例
お斎の際の挨拶の例文を紹介します。挨拶に困っている方は、是非参考にしてみてください。
初めの挨拶例文
本日はお忙しい中、〇〇の四十九日の法要にお越しいただき誠にありがとうございました。
本日、無事に納骨を済ませることができましたのも、皆様方のお力添えの賜物でございます。
改めて御礼申し上げます。
本日はわざわざお越しいただきましたのに大したおもてなしもできませんが、お時間の許す限り、ごゆっくりお過ごしいただければと存じます。
終わりの挨拶例文
皆様、本日はお忙しい中最後までおつき合い下さいまして本当にありがとうございました。これにてお開きとさせて頂きたいと存じます。
どうかこれからもご支援くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
会食がないときの挨拶例
本日は〇〇の法要にお運びいただき、誠にありがとうございます。
また先日の葬儀の祈りには、親身に骨折りくださいまして、大変助かりました。あらためてお礼申し上げます。
本来ならば、この後おもてなしをさせていただきたいのですが、こちらの都合でかないませんでした。ささやかながら、お礼の気持ちをご用意いたしましたので、是非お持ち帰りくださいませ。
どうかこれからも、父の生前と変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
本日は誠にありがとうございました。
まとめ
挨拶は一例であり、特に正解はありません。お越しして頂いた皆さんへの感謝をお伝えし、ゆっくり過ごしてもらえるように心配りをすれば問題ありません。また、身内のみでの挨拶の場合は簡単に済ませる方が多いですが、感謝の気持ちはしっかりと伝えましょう。
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