法事の際、お供え物選びで悩む方も多いのではないでしょうか。本記事ではお供え物の選び方、また渡す時のマナーについて詳しく説明します。
お供え物の種類とおすすめ
一口にお供え物といっても、そこには様々な種類があります。以下、定番とされるお供え物をご紹介します。
食べ物
- 果物
- お菓子
- かまぼこ
- 佃煮
最も一般的とされているものは食べ物です。特に果物は好みが分かれることが少なく、お供え物としては定番とされています。
また、和菓子や焼き菓子などのお菓子もお供え物に適しています。
ただしご高齢のご遺族の方へお渡しする場合、焼き菓子は相応しくありません。ご飯のお供として食べられる、かまぼこや佃煮などが好ましいでしょう。
消耗品
- 線香
- ロウソク
消耗品もおすすめとされています。特に線香とロウソクは、仏壇において必需品です。特に来客が多いご遺族の方には線香が重宝されるので、お供え物として適しているといえます。
飲み物
- お茶
- 酒
お茶は殆どの家庭で日常的に飲まれるため、多くの場合歓迎されます。
一方でお酒はご先祖様が好きだったという理由からお供えする方が多いです。しかしお酒は飲めない方もいるため、事前に確認をとる必要があります。
花
- 胡蝶蘭
- ユリ
花をお供えする場合胡蝶蘭やユリが一般的ですが、季節ごとの花をお供えするのも良いでしょう。
包装や渡し方のマナーについて
包装の仕方、渡すタイミングなどのマナーについてご紹介します。
のし紙で包装
お供え物を持参する場合は必ずのし紙で包装しましょう。四十九日までは白黒の水引、四十九日を過ぎた場合、双銀の結び切りの水引がプリントされたのし紙を使用します。表書きは御供や粗供養とし、下段にご自身の名前を記入します。購入したお店に頼むと包装してもらえることが多いです。
渡し方
お供え物を渡す際は、必ずご遺族に手渡しします。仏壇に自らお供えをすることはタブーです。出来れば代表者に渡すのが望ましいでしょう。挨拶のタイミングに、御仏前にお供えしてくださいと伝え渡します。
まとめ
お供え物はある程度決まった種類の中から、後にいただくことを考慮して選びます。また、お供え物をお渡しする際は、タイミングにつつご遺族に配慮したものをお渡ししましょう。
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